マムシ流 つれづれ草 第100回

【若者と年寄りは幸せを分け合い『愛し愛され』の精神でいこう!】

 老若男女諸君!2月だぜ。ここのところ大寒らしく寒い毎日が続いているな。でも暦の上ではまもなく春だよな。少しずつ春の息吹を感じつつ、自然の芽吹きを五感で感じようじゃないか。そしてこのブログも気がつけば、今回で100回だね。こっちも新たなスタートだ!引き続きよろしく頼むぜ。

 1月後半は、聖徳大学の最終講義に出かけたぞ。オレの講義は毎年全5回なんだが、まぁ、うまい具合にまとまったと思うよ。毎年、オレにとっての学びもあるんだが、今年度もいろいろ学ばせてもらったよ。最終講義は認知症のお年寄りに対する接し方、介護の本質、お年寄りとのコミュニケーションの取り方などを話した。学生諸君は、新鮮な驚きがあるみたなのは、毎回のレポートを読むとよくわかったが、今回面白かったのは学生諸君に、オレが一枚一枚書いた、般若心経をプレゼントしたら、それを嬉しいという感想が多かったんだ。僧侶のお父さんが喜んでるというのもあったな、ハハハ。でもね、般若心経の限らず古くから残る森羅万象のなかの“良いもの”は、未来永劫続くものなんじゃないかね。
 時代の変遷で文明は進んでも、人の考え方の本質なんてそんなに変わらない気がするよ。だからジジイババアの話だって、じっくり聞いてみれば共感できるところはあるだろうし、人生を送るための知恵になると思うぜ。ジジイババアだって、若者の話をきちんと聞けばいいんだよ。
 だからね、オレは教壇の上から話してるけど、オレも彼女たちからいろいろと学んでいるんだ。だから五分と五分だね。若者と年寄りの付き合いも“若さと元気”と“知恵と笑顔”の交換でチャラという生き方をしようぜ。
 世界を見渡せば、権力者同士がもっともっとその精神でいけば、つまらない争いごとはなくなるんじゃないのかねぇ。

 1月の『ミュージックプレゼント』は、目黒区碑文谷の『喫茶アレッタ』という、まもなく91歳になるというババアが切り盛りしているお店にお邪魔した。お名前は栗原薫さんっていうんだけど、とにかく元気なんだよ。オレが日頃言ってるまさにチャーミングに生きているババアだ。三重県・伊勢出身で旦那とはお見合いで結婚したんだとさ。サラリーマンだった旦那の留守中にあっという間に自宅を改装して作ったという店が48年続いているんだってよ、ハハハ。
 店は外観も店内も洒落た素敵な作りで、店名の「アレッタ」はイタリア語で「小さな翼」という意味なんだよ。ますます洒落てるじゃねぇか。土地柄、さまざまな有名人が訪れているらしい。生前の渥美清さんや長嶋茂雄さんも来たんだってよ。薫ちゃんの人柄もあるな。今もいろんな番組やYouTubeにも登場している人気者なんだ。オレと一緒だな、ハハハ。
 息子さんが若くして亡くなったり、旦那さんも8年前に亡くなったり、自身も乳がんになったりと、辛いことがいっぱいあったらしいが、そんなことを微塵も感じさせないくらい明るく朗らかなんだよ。今は娘の真紀さんと二人暮らしだけど、店は全部、薫さんが仕切っているんだぜ。娘の真紀さんはイタリアでも暮らしていたというキリッとした女性なんだけど、亡くなったお兄さんの仕事を継いでがんばっているんだよ。保護猫活動もがんばっているんだってよ。偉いねぇ〜。この日はもとここで働いていた女性や、近所のババア、わざわざ横浜の鶴見から通っているというジジイも参加してくれた。ありがとな。
 薫ちゃんも真紀ちゃんも気風のいい下町のババアみてぇだったよ。目黒の碑文谷でこんなババアたちに会えるとは思わなかった。また行きたいねぇ〜。こういうババアに会うとオレもまだまだ元気でがんばりてぇと思うよ。薫ちゃん、まだまだ棺桶に入るなよ、ハハハ。

 さて、『マムちゃんねる』の2月は1月の邦ちゃんに続いて、これまた賑やかなやつが来たぞ。司会業でタレントの夏木ゆたかちゃんだ。歌手としてデビューし、今のような“立て板に水”の喋りの天才になるまでのいろんな話を聞けたぜ。ゆたかちゃんとはほとんど接点がなかったんだけど、なんだか波長の合うやつなんだよ。『ラジオ日本の午後の帯番組『夏木ゆたかのホッと歌謡曲』はよく聴くんだけど面白れぇんだよ。そんなゆたかちゃんとの会話をぜひ楽しんでくれ!
 そして、玉袋筋太郎との共著『愛し、愛され』(KADOKAWA)が1月29日発売になった。玉ととことん喋ってるぞ。オレもいろいろ勉強になったよ。まぁ、玉はオレの深さにはまだまだ追いついていないけどな、ハハハ。ぜひ読んでくれ。読んだら感想でも送ってくれると嬉しいねぇ〜。それも学びにするからな。じゃあ、またな。

 

(構成・伊波達也)

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