マムシ流 つれづれ草 第112回

【老若男女に、戦争の悲惨さを生の体験で語り続けるぞ!>

 老若男女諸君! 干からびてねぇか? いよいよ夏も本番中の本番。二十四節気の大暑に突入だ。40度超えという『酷暑』に見舞われているところもあるだろ。45度を超えたらなんて言うんだろうな、『極暑』か? 『獄暑』か? いやいや笑い事じゃねぇぞ。しかも、熊本ではまた地震だしな。亡くなった方やそのご遺族にはもちろん哀悼の誠を捧げたいが、この暑さのなかで被災した地元の皆さんのことがとても心配だよな。心からお見舞い申し上げますよ! おい、高市さん、日本政府よ、手厚い対応を迅速に頼むぜ!

 毎年「8月は、6日(むいか)、9日(ここのか)、15日(じゅうごにち)」という句を紹介しているが、これは絶対に風化させちゃいけない。今年も戦争にまつわる話は尽きないよ。生の空襲の体験があるオレとしては、老若男女問わず、戦争の悲惨さを引き続き話していこうと思う。特に若者に対しては、歴史の教科書じゃない、生の体験談を届けたいな。
 そんなことを思ってたら、7月31日の『ミュージックプレゼント』でお邪魔した店の主人は、長崎出身だったんだよ。西武池袋線・桜台駅近くの『ヘアーサロン エム』という店だ。ここのオヤジが松下重男さんという名前なのでエムなんだってよ。単純だな、ハハハ。
 それでこのオヤジが御年90歳。オレと同級生の昭和11年2月生まれだ。長崎県三重村というところで生まれたそうだが、長崎の原爆投下で叔父さん、叔母さんを亡くしたそうだ。山の端から長崎市の方が光るのをみたそうだよ。弟の邦男さんは88歳。彼もこの時、川で泳いでいて「火の玉だ」と言って逃げて帰ってきたそうだ。この前亡くなられた美輪明宏さんもこの長崎の原爆投下を体験した人だったよな。
 重男さんは、長崎で理容師の免許を取って上京。修行後、60年前で桜台の地で理髪店を開業したんだ。奥さんの利惠子さんは元美容師だ。今は弟・邦男さんとその息子・健次郎さんと店を切り盛りしている。店の雰囲気は「昭和の床屋さん」ってことで話題になり新聞記事にもなったんだ。この日のリクエスト曲は健次郎さんから重男さんへのプレゼントの『長崎の鐘』だった。いい歌だよな。しみじみ心に沁みるよ。重男さんはカラオケで歌うらしいぜ。それにしても今もハサミを握っているってぇんだから大したもんだ。まぁ、目がかすんできたら辞めた方がいいぞ。危ねぇからな、ハハハ。でも、こういう元気な同級生がいると嬉しいぜ。帰り際、「マムシさんに会って冥土の土産になる」なんて言ってたけど、まだまだ家族みんなでがんばってくれ! この日集まった、ご近所の常連さん連中もこれからも応援頼むぜ!
 
 さて、8月の『マムちゃんねる』は、司会のレジェンド・草野仁さんだぞ。まぁよく喋ってくれた。立て板に水だからな。満州から引き揚げてきた話、東大に入った時の話、NHK時代のこと、オリンピック中継のこと、フリーになってからの話・・・、話題満載で止まらない止まらない、ハハハ。ぜひ、楽しんでくれ!
 7月27日には、『読売新聞夕刊』の『レジェンド』というインタビュー記事にオレが登場しているからな。これもぜひ読んでくれよ!
 さっき話したとおり、8月は戦争についての話もいろいろあるから、いろんな番組に出るんだが、若者に戦争の話をできる機会をもらった。8月6日、広島原爆記念日の日は、NHKラジオ第一放送の『毒蝮三太夫×高校生 ”平和”と“いのち”を考える』(朝9時放送)という番組で、高山哲哉アナウンサー仕切りのもと、高校生11人と語り合うからな。若い諸君にぜひ聴いてもらいたい!
 8日と15日にはBS朝日の『関口宏の雑誌の記憶』という番組で「占領下の日本』というテーマで、関口宏さんと語り合うぞ。これもとてもいい番組だ! 見てくれ!
 さて、そして『第21回マムちゃん寄席』の開催が決まった。10月5日(月)だ!
情報解禁日には、うちの三太郎が『金曜ワイドラジオTOKYO「えんがわ」』で中継告知してくれたな。息継ぎもしないでたたみかけやがって、ハハハ。ご苦労さん!
 詳細はこのホームページのフロントページにあるから、まぁ、みんな見てくれていると思う。秒速で満員御礼だ、ハハハ。楽しみにしていてくれ! じゃあ、またな!


 

(構成・伊波達也)

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